ワインセラーといっても、実際にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。 しっかりと理解しておくことで、自分に合ったワインセラーを見つけられるようになります。
ペルチェ式
ペルチェ式というのは、ペルチェ素子と呼ばれる半導体素子を利用した冷却・加熱の温度調整を 行えるタイプのワインセラーです。
ワインセラーの中には「冷却」しか行えないものが多いですが、ペルチェ式であれば加熱もできま すので、 北海道や東北など寒い地域に住んでいる方におすすめです。
半導体素子の動きによって冷却・加熱を行っているため、動作音が非常に静かなのも 大きな魅力となっています。
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アンモニア式
ペルチェ式と同じく静かな動作音で人気のタイプがアンモニア式。 密閉された冷却ユニットの中にアンモニア水溶液と水素水を入れ、アンモニアの気化熱によって 冷却する仕組みです。
ペルチェ式もそうですが、コンプレッサー式のように駆動部品が多くないため、 ワインセラーの中でも比較的長持ちなのも魅力です。
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コンプレッサー式
「コンプレッサー式」と聞くと難しそうに感じますが、要は冷蔵庫と同じ仕組みで冷却するのが、 コンプレッサー式のワインセラーです。
「温度がワイン用に設定された冷蔵庫」とイメージすると分かりやすいかもしれませんね。 最適化されていますので、当然、冷蔵庫よりも美味しい状態でワインを保存しておくことができます。
ペルチェ式やアンモニア式と比べると経年変化が大きかったり、少し音が大きい(といっても冷蔵 庫と ほとんど同じぐらい)ですが、 冷却力は1番高く、夏の高温環境でもしっかりと最適な冷却温度をキープしてくれます。