ワインはとても繊細な飲み物です。
きちんと保存しないと変質しやすくなるので、購入してから飲むまでの間も品質が劣化しないように保存する必要があります。ワインの個性を引き出し、美味しく飲むための保存方法のポイントを紹介します。
ワインをおいしく飲むのに大切な温度管理
お店では、どのワインにしようかと、ワイン選びに一生懸命になりますが、買って帰った後はそのまま飲んでしまうことが多くありませんか?
実は家に持ち帰った後の温度管理が、とても大切なのです。
>酸と香りが広がる、ちょうど良い温度で楽しむことが大切なんですね。
正しい温度で飲むだけで、いつものワインが何倍も美味しく感じられそうです!
ワインによっては酸やタンニンの感じ方が大きく異なったり、香り成分の感じ方も違ってきます。
つまり、温度でないと良いワインであっても美味しくいただけなくなってしまうのですよ。
白ワインをおいしく飲む適温
白ワインの味を香りを楽しむのでしたら、適温は9~10度くらいがちょうどいいんです。
自宅では、飲む1時間くらい前に出しておくといいですよ。
赤ワインをおいしく飲むには
実は、この温度を再現するのは難しいんです。
冷蔵庫で冷やしてしまうと、適温になるまで2時間くらいかかってしまうし、常温に置いておくのでは温かすぎるんです。
セラーというとレストランに置いてある大きなものをイメージされるかもしれませんが、
最近はご家庭に置けるコンパクトサイズのセラーも販売されています。
赤ワインは15度程度の温度で1週間、できれば1か月休ませると、ワンランク上のワインになるんですよ。
初心者ほどワインセラーがあると良いのですね。
せっかくなので、事前に温度を調整して白ワインも赤ワインも楽しみたいです。